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【美容】40代からのスメルケア 体臭の原因と対策

スメルハラスメントという言葉をご存知でしょうか。
最近では社会現象になりつつある、スメルハラスメントは体臭だけではなく、過度な香水の匂いまでも対象になっているようです。
会社によっては、女性のハンドクリームの匂いまでも、無臭のモノを使わなければならないなんて決まりもあるそうです。
そんな厳しい会社であれば、体臭などもっての他ですよね。
今回MAJは、そんな体臭の対策についてご紹介していきたいと思います。

1.体臭の原因

体臭と聞くと男性というイメージが強いかもしれませんが、何も男性だけではありません。
女性にも同じように体臭はあります。
体臭の主な原因は2つあり、代謝による原因と、表面的な原因にあります。

代謝が原因の臭いに関してですが、ヒトの体では日々様々な代謝が行われています。
代謝により様々な物質が生み出されており、それらの物質の中には、人に不快感を与えるような臭いのモノもあるそうです。
そういった代謝によって生み出された臭いは、全身から気化された状態で放出されます。
その気化したモノを「皮膚ガス」と呼び、話題を集めているそうです。
最も分かりやすいのが、アルコールの過剰摂取による二日酔い。
口臭もさることながら、身体全体からアルコール臭というか、独特の臭気が漂いますよね。
体内に吸収されたアルコールは、肝臓でアセトアルデヒドという成分に分解されます。
アルコールから分解された、アセトアルデヒドは血液中に回り、体の外へ気化しかしていきます。
あの二日酔いの独特な臭いは、身体の外に気化して放出されたアセトアルデヒドの臭いという訳です。
分かりやすい例えとしてアルコールで説明しましたが、人間の皮膚からは100種類を超える物質が、皮膚ガスとなって体の外へ放出されていると言われているそうです。

その他でいえば、筋肉疲労を起こせば身体に乳酸がたまります。
乳酸は体内に留まりますが、アンモニアは体外に気化して出て行きます。
アンモニアといえば尿に含まれる物質で、代表的な刺激臭を放ちますよね。

また、ダイエットによる過度な食事制限などを行った場合、脂質の代謝に伴い、アセトンが作られ皮膚ガスとなって体外に放出されます。
アセトンはマニキュアの主成分に使われている物質で、ツンと鼻をつく臭いが特徴的です。
このような代謝によって放出される皮膚ガスが、嫌な臭いの体臭になる事もあるようです。

一方で、表面的な原因に関しては、皮膚の表面に付着している皮脂や汗などが、常在菌やその他の化学物質と反応して発生する臭いです。
この臭いに関しては、みなさんも想像がつくのではないでしょうか。

話を少し戻しますが、皮膚ガスは発生経路に種類があるようです。
大きく分けて3つの経路があり、血液由来、皮膚腺由来、表面反応由来と分かれています。
血液由来は、前述したアセトアルデヒド(二日酔時)や、アンモニア(疲れ時)のような化学物質が気化して放出されるものです。
皮膚線由来はアセトアルデヒドが更に酵素によって分解される事によって生じる酢酸が例に挙げられ、汗とともに放出されます。
表面由来は、汗の臭いの原因物質である吉草酸があげられます。

特に表面由来に関しては、加齢によって変化していく事もあります。加齢とともに皮脂の種類が変わり体臭にも変化が出てきます。

よく聞く加齢臭というのは、加齢によって増加する皮脂中のパルミトオレイン酸と、紫外線、酸素と皮脂が反応する事で生成される2-ノネナールという物質が原因とされています。
しかし、30代~50代男性の主な臭いの原因は、ジアセチルという物質が原因とされ、汗の中に含まれる乳酸を常在菌が代謝する事によって作られます。
最近では、このジアセチルが原因の臭いについて「ミドル脂臭」などと呼ばれて研究されているそうです。

要するに、30代から50代で発生する加齢臭は、ジアセチルが原因で起こる臭いで、その臭いの事を「ミドル脂臭」と言うそうです。



2.体臭の対策

アルコールの代謝によって発生するアセトアルデヒドや、疲労で発生するアンモニア、脂質の代謝によって発生するアセトンは、血液由来なので体内で分解や代謝が終わるまで対応は出来ません。
ですので、飲酒前にウコンを飲んだり、運動後に鶏胸肉を摂取するなどして体の内側から対策する事がおすすめされているようです。

ミドル脂臭(ジアセチル)・加齢臭(2-ノネナール)・汗臭(吉草酸)は主に表面由来の臭いですので、身体の外側から対処できます。
当たり前の事ですが、ミドル脂臭の原因であるジアセチルは石鹸を使う事で大幅に改善されるらしいので、お風呂には必ず入った方が良いという事です。
以外に、毎朝が早く、残業が続いていると「今日は汗もかいてないし風呂はいいか…」となりますよね。体臭対策的には絶対にやってはいけない事のようです。
また、外出時に汗をかいてしまった場合に関しては、汗拭きシートなどを使用する事によって、加齢臭や汗臭を防ぐことが出来るそうです。

ここまでで「やばいかも」と思いつつもケアが面倒だと感じている方もいらっしゃるかと思います。
ちなみに、会社であればの話ですが、パーテーション
などで区切られていないオフィスの場合、25㎝未満の距離に近づくと相手の臭いを感じるそうです。いいにおいでも臭いにおいでも同じだそうです。

特に体臭が強く出る時間があるそうで、研究の結果、ミドル脂臭の原因であるジアセチルは日中に放出が活発になるそうです。
例えば、午前中営業に回り、お昼にラーメンを食べて、急いで午後に一件営業に回って帰ってきたとします。

汗とジアセチルと、疲労によるアンモニアで強烈な臭いを放つことになる恐れがあります。
また臭いは上に上がっていく傾向があるので、この状況でデスクの背後に人が立つと「臭い」と感じる人が多いそうです。
せめて、汗拭きシートなどでケアする事で相手に嫌な思いをさせないように心がけるのが必要ですよね。

また、食事は脂っこいものを控えて、野菜の多い健康的なメニューにしたり、なるべく疲れをためないようにする、過度なダイエットはしないようにするなどして、日頃からの生活習慣を見直す必要があります。
そして、しっかりと毎日お風呂に入り、汗をかいたら拭くなどして対策をとっていくと良いですよね。
みんな同じであれば気にする必要ないなと開き直るのではなく、臭いのコントロールを心がけるのが良いですよね。

3.スメルハラスメントとは

ちなみに男性メインでご紹介させていただいていますが、女性も加齢臭と無関係という訳ではありません。
男性より少ないというだけで、女性の体からも加齢とともにジアセチルと、2-ノネナールが発生します。
特に女性の場合、髪の毛が長かったりして面倒なので「一日くらいいいや」とお風呂に入らない方も多いと聞きます。以外に男性より女性の方がお風呂が嫌いという話も良く聞きます。
男性ほど臭くはならないうえ、香水などでごまかせるからという意見もあります。
しかし、男女ともに言える事ですが自分の鼻はマヒしています。他人は想像以上に敏感だと意識していて損は無いと思います。

そもそも、スメルハラスメントという言葉自体出てきたときは、少なからず衝撃を受けましたよね。
お風呂に入っていても、人は多少臭いがするモノです。
いままででいうところの「オジサン臭い」というのが会社的にダメな人とレッテルを張られる訳ですから気が抜けない世の中になりました。

スメルハラスメントは人の体臭だけでありません、上述しているように女性がお風呂に入らなかったのをごまかすために、香水をつけたとします。
その香水は、誰でも好きな香りとは限りません。中には「あの人の香水の臭いがきつくて」という理由から、席替えを行ったり、厳重注意を受ける事もあるそうです。
ハンドクリームのにおい1つでも問題になる事もあると聞いた事もあります。
ハラスメント行為など、何でもかんでも過度に反応する事に関して、個人的には良いとは思っていませんが、世の中がそうなってしまっている以上対策は必要になってきます。

またにおいに関する問題は、人に直接言えないという部分もあります。
ですので、気に入らないにおいの場合、上司に報告して間接的に言う仕組みになっているのでしょう。
どちらにせよ、自分で気づいていなかった場合、「あなた臭いです」と言われてしまえば相当なショックを受けますよね。
ショックを受ける前に対策する事をおすすめします。



4.まとめ

昨今はパワハラ・セクハラ・スメルハラスメントなど、様々なハラスメント行為に対して厳しい世の中になっています。
会社は、年配者の為に変化するのでは無く、新人や若者の為に変化していっている時代のような気もします。
特に、スメルハラスメントに関しては、ひと昔前であれば上司に臭いなど言えず、臭いけど我慢していましたが、今では上司に堂々と臭いと言える環境が整っています。
これは年配に、意識を変えろと言っているようなモノです。
時代は若い世代に合わせているという良い例といえるでしょう。

しかし、臭いは自分自身でも他人でも気遣って悪い事は無いはずです。
セクハラや、パワハラは、自分である程度認識している部分があるので比較的に直す事は簡単ですが、スメルハラスメントに関しては、生活習慣から見直さなければならないので、時間が掛かるかもしれませんが、少しずつでも良いので対策していけるといいですね。

ちなみに、どうしても臭いが気になるという方は、一度クリニックに相談してみるのも良いと思います。

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