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【アクティビティ】旧車の購入の際の注意点?失敗しない旧車選び

趣味の王道と言われている車ですが、その中でも旧車に乗るというのは車の趣味の中でも王道中の王道ですよね。
そんな旧車に関心を持つ方は多いとは思いますが、いざ旧車に手を出してみようと思った際に、色々と不安や疑問が付きまといますよね。
旧車は人気があるとはいえ、やはり何十年も経っている中古品です。
購入してから「失敗したくない!」という気持ちが一番大きいのではないでしょうか。
今回MAJは、旧車購入時の際の注意点をご紹介していきます。

1.中古車選びのチェックポイント

当たり前ですが、旧車は中古車です。
もう15年以上も経つとどんなメーカーであろうと車種であろうと車はガタガタです。

まずは中古車を選ぶ際に、これだけは確認しておきたいというチェックポイントを、いくつかご紹介していきたいと思います。

気に入った車種が見つかったら、まずは事故車かそうでないかを確認する必要があります。
事故車の基準というのは、実はかなり曖昧なものです。
よくあるのが、修復歴と事故車の判断に個人差があるという事。

例えば、不注意で停止している車にぶつけて、フロント回りが少しへこんでしまった。などは立派な事故ですが、修理に出せば車は素人目に分からない程キレイに修復されて戻ってきます。
これを事故歴があると販売者側が判断するかどうかという事ですね。

または、高速道路で事故を起こしてしまい、「車体のフレームが歪んでしまった」、「エンジン交換しなければならない」、「足回りが破損してしまった」などの事故の場合と、同じように考えるかという事です。

もちろん個人差はありますが、前者の方は中古車を購入する以上、「まあそれくらいは…、事故といっても大したことない。」と許容できるかもしれません。
また、販売側も事故車扱いせず「修復歴有」でシレっと販売に出すかもしれませんね。

しかし、後者は明らかな事故車です。
中古車選びで、まず重要なのは明らかな事故車を選ばないという事です。
明らかな事故車というのは、フレーム・エンジン・足回り、少なくともこの3点が過去事故などで破損していないかをチェックする必要があります。

2.事故車は安全なのか

前述していますが、事故車の安全性はピンキリです。
「事故車は安全ですか?」などと販売店などに聞いたら「程度による。」と言われてしまうかもしれませんが。
もちろん、販売する際に記録簿というものがありますので、そちらを確認すればどのような修復歴があるか見る事が出来ますし、販売店側にも「この車事故車ですか?」と聞けば詳しく教えてくれます。
しかし、「事故歴があって、若干フレームが歪んでしまったので修復しています。最近はコンピューターで管理してしっかり治せるので、普通に乗る分にはまず問題無いですね。」と言われてしまったらどうでしょう?見た目まったく問題なくて、価格も相場より安かったら購入してしまいそうなものですよね。

ですが購入する側も、ある程度の基礎知識が無いと、事故車と聞いてしまうと気持ち悪いものです。ここで中古車を購入する際に、最低限知っておいたほうが良い知識をまとめてみました。

➀車体のフレームについて
フレームとは、人間でいうところの骨の部分にあたります。
実は、近代の車はこのフレームが無い車もあるのですが、大体の旧車はこのフレームが存在しています。

出典
Wikipedia:車体フレーム

このフレームが事故などによって曲がってしまうと、車体が歪んでしまい真っ直ぐ走らなくなってしまいます。
修復するには、曲がったフレームを牽引して元の形に戻します。現在ではコンピューターなどを駆使して限りなく元の形に近づける事が出来るそうです。
しかし、想像してみてください。真っすぐに伸びた針金を一回曲げて、元通りの真っすぐの形に戻すと考えると、完璧には戻せないですよね。
車のフレームも完璧には戻せないそうです。
あくまで1つの例ですが、このような状況になってしまうと、ハンドルから手を離すと真っ直ぐ前に走らなくなってしまう事もあるそうです。

➁エンジンの修復歴
エンジンの修復歴の場合、よくあるのが「購入して数日でエンジンが掛からなくなってしまった」、「急に道で止まってしまった」など、嘘のような話が本当に起こってしまう場合があります。
またそうなってしまうと最悪、自費でエンジンを載せ替えなければならない事も。
このようなトラブルを専門にしている弁護士もいるくらいですので、やはりそういったケースも少なくないのでしょう。
また、エンジンは専門分野性が強いので、素人にはまず分からない部分です。エンジンにトラブルがあった中古車には手を出さないのが賢明かもしれません。

➂足回りの修復歴
足回りの代表的な部分でいうと、サスペンションがありますよね。
サスペンションは、車のタイヤと車体を支えるクッションのような役割をしている部分です。
この部分に修復歴があると、すぐには異常が無くても何年か乗っていると「乗り心地」や「車体のバランス」、「操縦安定性」が悪くなる恐れがあります。
具体的には、走行中「ガタガタ」と揺れたりします。これだけで「車体のバランス」、「操縦安定性」は失われます。
そのまま乗っているといずれは壊れて、自費で交換する事になります。
結局安値で購入しても高くついてしまいます。

高級輸入車などは、サスペンションにこだわっていることが多く、乗り心地が非常になめらかである一方、それだけ“繊細”な作りとなっているために”ガタ”がきやすいケースがあります。(もちろん、運転の仕方、走行環境などによっても変わってきます。)

ちなみに、値段の高いサスペンションだから頑丈で耐久性が高いというわけでもなく、むしろ上質な乗り心地を実現するために、複雑なパーツ構成にしていたり、柔軟性に優れたブッシュ(ゴム)を採用している車の方が、パーツ交換時期や寿命が短いということもあったりします。

以上が、一般的な事故車を購入した際のよくあるトラブルとなります。
いくら、購入時に価格が安くても➀~➂の修復歴があった場合は、結局修理費用や交換費用などでお金がかかる可能性が高いので、自分自身が車のプロでもない限り、購入するのはお勧めできないものとなります。



3.旧車の購入する際の注意点

さらに、旧車を購入する際の注意点として、➀~➂以外で確認事項があります。
電気系統は確認しておく必要があります。車種によっては新車でも電気系統が弱い車種もあります。ただ、そういった場合は結構ファン達の間で有名だったりするので、レビューなどを見ていれば分かります。

着目するべき点は、電気系統は30年も経つとかなりサビサビで短絡、漏電の可能性が高くなりますので交換済みかを確認する事。オルターネーターというエンジンの回転で発電する部分においても内部コイルの短絡によりエンストする事も有るため、可能であればオルターネーター、配線を総取り替えしてあるか確認できればベストです。

エンジン周りでしたらシリンダヘッドのガスケットやマニホールドのガスケット、エンジンマウントラバーが取り替えてあるかなどの確認が重要。

引用
Wikipedia:シリンダヘッドガスケット
引用
Wikipedia:マニホールドのガスケット
引用
CaMe:エンジンマウントラバー

その他ですと、足回りのブッシュ、ダンパー、マフラー交換なども念のため確認しておいた方が良いですね。

引用
ちゃまブロ:サスペンションの全てを教えます!その性能と使い方!

このように、旧車を購入する際には事故車であるかどうかの確認と合わせて以上の事を確認して購入すると安心ですね。

また、「こんなに確認する事や覚える事が多いの?」と思ってしまうかもしれませんが、旧車を趣味にするのであれば、こういった内容も楽しんでやれるという気質は必要かもしれませんね。

また、何事も知識は後からついてくるものなので、詳しい人に聞いて理解してなくても販売者に「オルターネーター、配線を総取り替えしていますか?」「シリンダヘッドのガスケットやマニホールドのガスケット、エンジンマウントラバーが取り替えてありますか?」など内容を聞いて、見積もりを立てていくのも良いかもしれませんね。

販売者側もこちらに知識があるか無いかは別としても、「あれ?この人詳しい?」「お?結構勉強して買いに来ているな。」と思わせることが出来れば、適当な対応は出来なくなりますしね。そもそもそんな販売者は嫌ですが…。念には念をということで。

他にも注意点として購入後の話になりますが、旧車やクラシックカーのような希少価値の高い車は何かと目につきやすいものです。通常の車よりもいたずらや盗難のリスクが高いことは把握しておきましょう。

また、旧車は雨水等に弱いので、盗難防止の意味も含めて、屋内車庫などで保管するのが理想です。水の侵入や窓ガラスが曇ってしまう関係で、雨の日には乗らないという人もいるくらいだそうです。状態によっては錆の進行を進めてしまう可能性もあります。

4.旧車の購入する際に必要な覚悟

旧車なら何でもいいと言う人もいるかもしれませんが、ほとんどの人の場合、欲しい車がたまたま旧車だった場合が多いと思います。
昔、祖父が乗っていたかっこいい車。昔は学生で買えなかったけど今なら買える。町でたまたま見かけたカッコイイ車が旧車だった。

旧車に乗りたい気持ちは人それぞれです。ただ、最初に知っておいた方が良いのは、旧車は愛情がないと維持できないということです。愛情とはなにを指すかと言いますと、旧車はどうしてもお金が掛かります。
例えば、サスのヘタリ、オイル漏れなどは当たり前に起こる車種もあるという話です。
また、修理する際に情報が必要な場合、前オーナーや、販売者とのコミュニーケーションが取れるような環境づくりも、ある程度必要な場合もあるそうです。

年式が古くなればなるほど、パーツの入手は困難です。パーツがどうしても手に入らない場合は、ショップなどで、ワンオフと呼ばれるパーツを作って貰う必要があります。ワンオフパーツはオーダーみたいなものなので、量産品ではないので普通のパーツと違い割高になります。
また、パーツがあったとしても在庫が少なくなってくると、パーツの値段も高くなります。例えばマツダのロータリーエンジンも昔と比べ、値段が上がっているようです。

引用
ロータリーエンジン

パーツの価格も需要と供給のバランスで決まります。旧車を維持するためにはお金が掛かります。また現代の車とはちがい燃費効率も悪いのでガソリン代もバカになりません。
単純に車に求めている物が、移動手段だけの人はまず維持するのは難しいものです。
しかし、旧車に愛情をこめて時間とお金をかけていく世界だからこそ、趣味の王道と言われているのだと思います。
お金がかかる+時間がかかる+知識も必要になってくる、それでもこの車が好きだからずっと乗りたい!という強い思いが必要な世界という事ですね。



5.まとめ

旧車に乗るという事は、車を移動手段として考えている方々にはデメリットでしかないかもしれません。
また、お金が掛かる分、家族やパートナーには中々理解されづらい部分もあると思います。では、旧車に乗るメリットは何か?それは「この車がかっこいい!」、「この車に憧れていた!」につきると思います。
例えば、ショップの人と仲良くなってレストアになるべくお金かけない方法を教えてもらったり、パーツを安く取り扱っている場所を教えてもらう事だったり、情報収集も旧車に乗るための楽しみの1つだと思います。

全ての事が効率化されている現代で、あえて自分の好きな物に時間とお金をかける趣味は、究極の趣味と言えるのではないでしょうか。

また、どこをゴールにするかによって、時間とお金を必要以上にかける事もないと思いますので、自分なりに無理をせずに旧車に乗っていく事も楽しいのではないかと思います。

本記事のタイトルは、旧車の購入の際の注意点や失敗しない旧車選びについて書いていますが、あくまでも”注意点”や”選び方”なので、まずはあまり構えずに「かっこいいな!」と思う車を見つけて、在庫を探していくといいかもしれませんね。

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